3. リモートワークが社員にもたらすメリット
3-1. はじめに
前回はリモートワーク(テレワークまたは在宅ワーク)という働き方について「どのようにしてリモートで作業するか」について特集記事を書きました(記事はこちら)。今回は、「リモートワークが社員にもたらすメリット」について記事を書きたいと思います。
3-2. 社員にもたらすメリット
■ 3-2-1. 柔軟なライフスタイル
リモートワーク(テレワークまたは在宅ワーク)で働きたい最も重要なファクターは、今までのオフィスのデスクで仕事をするよりも、より柔軟なライフスタイルの恩恵を受けることができるからです。規定された時間や成果物を守りアウトプットを出すことができれば、リモートワークでは自分にとって重要なことに時間を割くことが許されます。
例えば、育児をしているリモートワーカーは、子供が学校から帰宅するときに立ち会ったり、子どもが病気の場合に、子どもと一緒に病院に立ち寄ることができます。交通機関が麻痺している場合は、オフィスで作業をするよりもずっと効果的な時間の使い方をすることが可能です。また、リモートワーカーの中には、よりスキルアップのために勉強会に参加したり、自分が属するコミュニティへの参加も自由に取れます。これには、もちろんその割いた時間の穴埋めや、成果物のアウトプットを守る必要がありますが、それを守れば、このようなフレキシブルなスケジュールを取りながらも仕事をすることが可能となるのです。
■ 3-3-2. より健康的な生活
英国王立公衆衛生学会が発行した報告書によると、リモートワーカー(テレワーカーまたは在宅ワーカー)は、オフィス内で仕事をする社員よりも、顕著にストレスが少なく、士気も高いことが分かっています。なんと社員の半数以上の55%が通勤の結果として、日々ストレスを感じていることが分かりました。東京五輪や都市部への一極集中など、交通機関は飽和状態です。雇用主は、社員がストレスを感じている通勤をなくし、リモートという遠隔での作業を許容することで、会社としても社員のメンタルヘルスのケアをすることができ、質の高い成果物というアウトプットを出すことを助けます。
実際に、PGiによる2014年の調査によると、リモートワーカーの69%が非リモートワーカーよりも欠勤率が低いと報告されています。リモートでの作業は、オフィス内での仕事に対し、より自分の与えられた役割に集中でき、通勤や縛られた勤務体系に対しストレスやプレッシャーを感じることが低く、仕事を欠勤する必要性を感じないことがエビデンスとしても証明されています。この観点からも会社にとってもリモートワークはよいビジネスであると言えます。
■ 3-2-3. 仕事に対する情熱
リモートワーカー(テレワーカーまたは在宅ワーカー)は、オフィスの外で最高の仕事、つまり優れたアウトプットを出す傾向があります。コアワーキングスペース等で作業をするリモートワーカーは、同じく他の業種やプロジェクトに関わる周囲から、よりよいインスピレーションを得ることができており、オフィス内でありがちな無駄な会議体や無駄な作業といった気を散らすものをフィルターで取り除くことができる環境にいます。
実際にリモートワーカーとして働くことは、よりよいインスピレーションや無駄なフィルターを取り除くことにより、新しい視点をもたらします。そして、その新しい視点は、優れたアウトプットを出す原動機となり、その原動機の回転数が高まることで報酬が高まり、新しいライフスタイルを取り続けるために仕事に対する情熱を抱くようになります。
■ 3-2-4. 高い生産性
リモートワークで最も議論されているメリットの一つに柔軟性に伴う生産性の向上が挙げられます。リモートワーカーはオフィスの社員とっ比較して、無駄な作業をフィルタリングすることで、仕事に対し余裕のある労力を費やす可能性が高くなります。State and Work Productivity Reportによると、フルタイムの従業員の65%は、リモートで作業することで生産性が向上すると考えていますし、上司もそれに同意しています。調査の対象となったマネージャーの3分の2は、リモートで作業を行う社員の全体的な生産性の向上を報告しました。
■ 3-2-5. コスト削減
リモートで仕事をする社員は、企業の収益にもメリットをもたらします。なぜなら、チームの約半数がリモートで作業を行う場合でも、企業は家賃や事務用品、オフィス家具などをコストカットすることができるからです。 Flexjobsは、企業は1人のリモートワーカー当たり年間、22,000ドル、約240万円を節約できると報告しました。
■ 3-2-6. 人材採用
高い生産性やコスト削減、そして優れたアウトプットに加えて、リモートでの作業は、企業にとって社員の満足度を維持するのにも役立ちます。リモートワークは決して、社員の満足度を一過性のものにするだけではありません。Softchoiceの調査で調査した社員の75%近くは、リモートワークを機械を与える企業への転職のために仕事を辞めると言いました。そしてもう一つは、、TINYpulseの調査で、リモートの従業員が非リモートの従業員よりも幸せであり、その役割の中でより価値を感じていると報告したことです。これは人材採用難にある企業にとっては、目から鱗が落ちると言ってもいいでしょうし、最大のメリットの恩恵に預かれることの証左でもあります。
3-3. 終わりに
如何でしょうか。リモートワークは、ライフスタイルの変化だけでなく、リモートワークを利用する社員はもちろん、リモートワークを導入する企業・経営者、双方にメリットがあることが分かるのではないでしょうか。
リモートワークが社員にもたらすメリットは、今回記述した内容はリモートワークの導入に迷っている上司や経営者を口説くのに十分な内容ではないでしょうか。
次は「リモートワークに関してよくある誤解」について記事を書きたいと思います。
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