以下の記事は、TechCrunchの Brian Heater (@bheater) さんが記述した「ウェブデザインから退屈な「調整」の繰り返しをなくすFigmaの「Auto Layout」機能」の紹介記事です。
Index Ventures、Sequoia、Greylock、Kleiner Perkinsなどの投資家から、8300万ドル(約90億円)近くを調達したデザインツール開発会社のFigmaは、米国時間12月5日にデザイン作業から退屈な「調整」の繰り返しをなくす「Auto Layout」という新機能を発表した。
デザイナーなら、コンポーネントのコンテンツサイズを手動で変更しなければならない煩わしさを、嫌というほど味わっているだろう。例えばウェブページ用に新規でボタンを作成する場合、デザイナーはテキストがボタン内に収まるように手動でサイズ変更する必要がある。もしテキストやサイズが変わった場合、それに応じてすべてを調整しなければならない。この問題は、コンポーネントが多数ある場合には最悪のものとなる。そのすべてを手動で調整しなければならないからだ。
Autl Layoutの設定は、オンかオフか2択だ。オンにすれば、Figmaはデザイナーに代わってすべての調整を行い、コンテンツはコンポーネントの中央に配置される。また、もし新しいコンテンツが追加されたら、それに合わせてコンポーネントが自動調整される。フレーム内のアイテムのサイズが変更されたり、アイテム自体が変更されれば、周りにあるコンテンツはそれに合わせて動的に調整される。
Auto Layoutでは、リストに含まれるアイテムの向きをまとめて垂直から水平に変更したり、元に戻したりすることもできる。リストに含まれる個々のコンポーネントのサイズを調整したり、ワンクリックでリスト内のコンポーネントの順番を並び替えたりすることも可能だ。
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