【特集記事】生産的なリモートワーカーの17のツール～その①：ProofHub～ | プロマリ | プログラミング情報収集サイト |プログラミング教室 | リモートワーク

1. はじめに

数年前までは、リモートワークと言えば最低賃金以下のお仕事と考えられていました。しかし、時代のトレンドが変化した今、フルタイムワーカーと同水準の十分な収入元になります。そしてここで紹介するリモートワーカーのツールにより、世界中にどこにいてもフルタイムワーカーと同じように仕事をすることが可能です。そして、働き方改革のように多くの企業がこの技術に乗り遅れまいと、仕事の在り方自身を見直しています。

2. リモートチームを管理する方法

リモートワーカーの管理は、時間の必要性です。PLの配下として動くのであれば、チームが成功するための道筋を設定することがリモートワーカーの責務となります。

3. リモートワーカーの今後の成長

リモートワークが人気の職種となっている主な要因配下があげられます。

柔軟な勤務スケジュールを設定することができる
ワーケーションを楽しむことができる
対人ストレスの少なさ
通勤時間等からの解放によるより良い時間確保

ビジネスをリモートで行うには非常に多くの利点がありますが、リモートワーカーのベストプラクティスを検討する必要があることも事実です。リモートワーカーを管理し、生産性と専門性を維持するプロセスを簡素化するプロジェクト管理ツールを今回ご紹介したいと思います。

4. 生産的なリモートワーカーのツールの紹介

4.1 ProofHub

ProofHubは、優れた時間追跡機能を備えたWebベースのプロジェクト管理ソリューションです。何百ものリモートチームがすべてを1か所に集めてオンラインでプロジェクト管理を行うソフトウェアです。

チームメンバーは、ProofHubを使うことによって、チームメイトやクライアントとシームレスにやり取りすることができます。 ProofHubには、オンラインプルーフィング、ディスカッション、フィードバックを共有するためのチャット、リモートプロジェクト管理など、多くの機能が用意されています。ProofHubはオールインワンのリモートプロジェクト管理ソフトウェアであるため、よりメンバーを必要とし高機能な要件を満たす必要があるチームにとっては必須のツールです。

ProofHub Projectsの紹介動画です。

出典：ProofHub

メリットとしては以下があげられます。

明確なインターフェース。
素早く簡単なセットアップ。
機能とシンプルさの素晴らしいバランス。
競争力のある価格。

逆にデメリット以下です。

予算編成ツールがありません。
タスクの繰り返しオプションはありません。
インターフェイスに負荷がかかることがある

4.2 概要

プロジェクト管理アプリProofHubは、主要な機能を無駄にすることなく、シンプルさを目指しています。これは、中小企業にとって競争力のある価格の優れたアプリです。

ProofHubはメンバーがプロジェクトを整理して作業を完了するのに役立つリモートプロジェクト管理アプリケーションです。整然としたインターフェイスとシンプルさを重視したProofHubは、プロジェクトの管理必要な基本ツールを提供します。 ProofHubにはすべてのデメリットで前述したようにすべての機能を満たす要件はありませんが、複雑すぎず、学習コストも容易です。ProofHubは、アカウントを使用する人数に関係なく、定額の月額料金を請求するため、価格は小規模で成長中の企業またはプロジェクトに適しています。

4.3 ProofHubの価格とプラン

ProofHubには、Free、Essential、およびUltimateの3つのプランがあります。 ProofHubのWebサイトで宣伝されている無料プランは存在しませんが、support@proofhub.comにメールでアカウントをリクエストすることで入手することができます。

有料プランの場合、会社は、1人ごとに請求するのではなく、無制限のアカウントメンバーに月額または年額の定額料金を請求します。 ProofHubは、有料プランの30日間の無料トライアルを提供します。

4.4 ProofHubの特徴

ProofHub Essentialの料金は月額50ドルまたは年額540ドルです。最大40個のプロジェクトを管理でき、15GBのストレージスペースを確保することができます。時間追跡、グループチャット、プロジェクトテンプレート、ファイルのバージョン管理、ガントチャートなど、サービスのすべてのコア機能がEssentialには含まれてます。デメリットは、問題が発生する前に原因を特定できるようにする予測管理機能であるプロジェクトレポート等はありません。また、Essentialアカウントは、ロール（管理者、ユーザー、クライアント）によるアクセス許可の管理機能や高度なアクティビティログなどの管理機能も利用することができないことには注意が必要です。

一方で、ProofHub Ultimate Controlの価格は月額150ドル、年額1,620ドルです。ストレージ容量は100GBに増え、管理できるプロジェクトの数に制限はありません。 Ultimate Controlプランには、Essentialのすべてに加えて、問題が発生する前に原因を特定できるようにする予測管理機能であるリソースレポート、管理コントロール、APIアクセス、優先サポートが含まれます。

ほとんどのプロジェクト管理アプリは、月額ベースで価格を計算しますよね。一部のユーザーは、一定数のユーザーに対して1つの定額料金を請求します。こうした多様性により、プロジェクト管理ツール事に価格設定を全面的に比較することは自体は困難です。ただし、要約すると、ベストと思われるプロジェクト管理アプリを使用した中〜高レベルのサービスの概算値は、1人あたり月額30〜45ドルと試算されます。この数に基づいて、わずか4人のProofHub Ultimate Controlプランがその平均範囲になります。 20人のチームの場合、同じアカウントで1人あたり月額7.50ドルになりますが、これは非常に安価と言えるでしょう。

4.5 ProofHubのインターフェース

ProofHubのインターフェイスは、チームワークプロジェクトに似ていますが、これは多少大げさとも言えるでしょう。ですが、視覚的なインタフェース豊富です。色合いにより、空間に創造的でありながら整理された外観を提供することができます。そして、プロジェクトとタスクのタグを色分けできます。当日の新しいアクティビティは、最近のアクティビティのリスト（たとえば、39分前）でタイムスタンプを取得し、そのタイムスタンプが強調表示され、喫緊で行うアクティビティが協調されます。

そして、管理者向けのページでは、トレース可能なすべての作業の概要を確認できます。割り当てられたタスクとイベントの概要、およびアカウント内のすべてのアクティブなプロジェクトのリストが表示されます。また、チームへのお知らせを表示して新しいお知らせを作成できるお知らせボックスも表示されます。このページには、新しいメンバーを追加したり、新しいプロジェクトを作成したり、新しいワークフロー（タスクが通過する段階）を追加したり、その他のオプションを実行したりするためのクイックアクセスツールもあります。背景画像をデスクトップの壁紙のように変更することで、このページをカスタマイズできることもこの製品の特長です。
ProofHubは大変見やすいインタフェースですが、さらにカスタマイズを使用してナビゲートをしやすくすることができます。多くの場合、アイテムの詳細にアクセスするには新しいウィンドウを開く必要があります。かんばんボードビューに新しい列を追加する（ワークフローとも呼ばれる）することもできます。

4.6 ProofHubの機能

ProofHubには、小規模から中規模のチームがプロジェクトを管理するのに十分な機能が豊富に用意されています。タスク管理ツール、マイルストーン、ガントチャート、時間追跡、レポート、通知、カレンダー、アプリ内チャットボックス、およびその他の便利な機能を利用することができます。

タスク管理ツールは強力です。タスクを完了するための推定時間、ラベル（タグと同様）、タスクにアップロードするドキュメントなど、タスクに多くの詳細を追加できます。 ProofHubには、タスクをチェックオフしたいときにさまざまなオプションがあります。進行中、承認中、または完了のマークを付けることができます。

あなたとあなたのリモートワーカーが仕事について継続的な会話を続けることができるディスカッションと呼ばれるアプリのセクションがあります。さまざまなディスカッションを作成し、タイトルを付けて整理します。ディスカッションは、タスクまたはタスクリストのレベルではなく、プロジェクト全体に関連付けられています。ただし、タスクにコメントを追加して、より具体的な詳細を議論することができます。

タスクビューでは、タスクがリストに表示されます。タスクをすばやくスクロールして、タスクを選択すると、開始日、期日、担当者、それに添付されたコメントやファイルなどの詳細を表示できます。ただし、タスクビューを表示するときに、ページのさまざまなセクションの幅を変更することができます。

ProofHubは、アップロードされたファイルを他の多くのプロジェクト管理アプリよりもより簡単に処理します。他のユーザーは、ファイルを開いて表示する前にファイルをダウンロードします。 ProofHubでは、ブラウザでファイルを直接開いたり、矢印を追加したり、コメントをサイドに書き込んだり、上部の[承認]ボタンをクリックしてファイルを承認することができます。

そして、ProofHubは、時間を追跡し、タイムシートを管理するためのツールでもあります。手動で時間を入力するか、タスクの作業中にタイマーウィジェットと呼ばれる機能を実行できます。タスクで追跡される時間は、請求する必要がある各プロジェクトまたはクライアントのタイムシートに自動的に入力できます。時間単位で請求を行わなくても、さまざまなタスクにかかる時間をよりよく理解するために、チームメイトに時間を追跡してもらうことができます。ただし、前述したようにProofHubには予算作成ツールは含まれていませんが、ProofHubをFreshBooks（FreshBooksで15.00ドル）に接続し、そこにタイムシートをエクスポートできます。他の統合オプションには、Googleカレンダー、Apple iCal、Box、Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、およびOutlookを含めることが可能です。

4.7 シンプルでわかりやすい機能

ProofHubは、アカウントを使用する人数に関係なく、固定された月額料金を請求するシンプルで信頼できるプロジェクト管理サービスです。特に、小規模で成長中の企業にとって魅力的なツールと言えるでしょう。ProofHubの強みみは、豊富なリソース管理ツールなど、小さなチームが必要としない機能に圧倒されることなく、プロジェクトを管理するための適切なツールを提供することができることです。

他のプロジェクト管理ツールとして、Zohoプロジェクトといったチームワークプロジェクトは少し使いやすいですが、ProofHubもそれに非常に似ています。 ProofHubの強みの1つは非常にシンプルなこと。ですが、それがすべてのチームに必要なわけではありません。管理する作業の種類が単純ではない場合、またはチームが非常に大きく、複雑なスケジューリングを処理するために設計されたツールが必要な場合は、より適切なプランが必要ですです。大規模なチームのプロジェクト管理におけるエディターズチョイスを行うことができるのもPfoofHubの特徴の一つでしょう。